店長のつぶやき(2017年以前)
2012-06-12 10:00
価値
『店長聞いてくださ〜い』
若い?スタッフから話しかけられました。
聞いてみると・・
この前 某リラグゼーションへ行ってきた話でした。
『急に思い立ってクーポン雑誌見て予約して行ったんです』
『施術はよかったと思うんですけど、でもそれ以前の話で・・・』
どうやら満足できなかったらしい。
『最初は隣の部屋の会話が筒抜けで。』
『お客さんの声は落ち着いた上品な方だったんです。施術をしてる人の口調が気になって。』
『甲高い笑い声。品のない口調。大きな声。眠ってしまってかまいませんよ。って最初に言われたんですけど、眠るなんてできないくらいの声なんですよ。』
『30分くらい経って施術が終わりいなくなったと思ったら、そのスタッフ。
今度は離れたところで従業員同士雑談。
ずっとその甲高い笑い声が聞こえてて、私はリラックスどころが頭に血が上ってきちゃって。
1万円近く払ったんですよ!お金返せって思いました』
『施術してくれた方は上手だったと思うんです。私の悪いところ的確に見つけて、ここをこうしたらとかいろいろアドバイスもくれて。値段に見合った施術だと思いました。
でも、その店の雰囲気にもう二度といきたくないなって思っちゃいました。』
『せっかく施術がよくて、笑顔もかわいくて一生懸命やってくれたのに、顔も見なかった一人のスタッフのせいで台無しになっちゃいました。』
この話を聞いて八雲でも気をつけなければいけない事だと思いました。
いくら一生懸命おもてなしをしていても、それ以外のスタッフの私語がお客様の耳に届いていたら・・・
きっと気分を害してしまうでしょう。
会話している本人はひょっとしたら裏方で話してるのかもしれません。
でもその会話っていうのは店内のお客様に聞こえるんですよね。
話が盛り上がると声も大きくなる。
笑い声なんていうのはもっと気になる。
ひそひそと話してるつもりでもけっこう聞こえるものなんですよね。
ある人から聞いた事があります。
『人は5000円を境に満足度を追究する。
5000円未満なら仕方ないと諦めがつく事も、5000円を超えるとこれだけ払ったんだから満足したいという思いに繋がる。
それは買い物でも食事でも一緒。
満足できない事が大きな不満に変わる』
高い安いではないのかもしれませんが、
安い金額だと『安かったんだから仕方ない』と諦めも早いかもしれません。
でも『これだけ出したのにこの対応?こんなもの?この味?』
ありますね!確かに。
八雲でも決して安い料金設定ではありません。
金額に見合ったおもてなしを心掛けなければならないと
そのスタッフの言葉から改めて感じました。
さて、今日も湿っぽい天気なのでしょうか?
天気に負けず元気にいきましょう!!
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